(株)サンワ興業
土木一式工事とは
土木一式工事というのは、道路や橋、ダムなど大規模な土木構造物を作る工事全般を指します。簡単に言うと、建築でいう建て屋工事と同じようなポジションですね。ここを押さえれば大丈夫です。 工程としては、設計段階から施工、完成後の瑕疵担保期間の管理まで、トータルで責任を負うのが特徴。単なる掘削や盛土だけじゃなく、法面処理や排水設備なども含まれます。 許可区分では、建設業許可を取る際に「土木工事業」として分類されるんですが、その中でも道路工事や河川工事、造成工事など細かい種類があります。実行予算書を立てるときも、こうした工事種別ごとに単価を拾っていく必要があるんですよ。 あと、下請体制も重要です。土木一式は規模が大きいから、複数の下請業者が入ることがほとんど。それぞれの工程管理と品質チェックが、私たち施工管理の腕の見せ所です。設計マニュアルを参照しながら、基準をきちんと守らせる。ここがブレると後で大変になりますからね。
鹿嶋市の土木一式工事事情
うちの鹿嶋市はね、海に近いからか塩害の心配が常にあってね。土木一式工事の相談も増えてるんだよ。道路補修だとか、排水路の改修だとか。最近は防潮堤周辺の工事も増えてるし。ただ、うちの地域じゃね、大事なのは工事が終わった後の付き合い方。20年、30年と長く付き合える業者かどうか、そこが信頼につながるんだよ。実行予算書だとか瑕疵担保期間の話も大事だけど、結局ね、町内会的な信頼関係があるかないかで、その工務店の評判は決まっちゃうんですよ。
そうだな。鹿嶋は利根川も近いし、地盤がね、季節で変わるんだよ。春先の雨とか秋口の台風とか、工期の組み方が難しいんだ。土木一式工事ってのは、道路工事、河川工事、造成とか、いろんな種類があるけど、許可を取るなら土木工事業許可が必要になる。主任技術者の資格も要るし、下請に出す場合でも元請との契約が厳密じゃないと後でもめるんだ。うちの現場では、地盤調査の段階で既に塩害対策を見込んでおく。材料費が3~5割増になることもあるね。
そこだよ、タケシさん。防腐とか耐久性のコスト、お客さんはなかなか理解しない。「なぜこんなに高い?」って聞かれちゃう。だからね、うちは設計段階から町内の人たちとワークショップまがいのことをやるんだ。「この地域は塩害があるから、10年後、20年後のメンテナンスを見据えた工法を選びましょう」って。そういう透明性があると、瑕疵担保期間の話だって納得されやすいんだよ。長期保証の話も出しやすくなる。
そりゃ名案だな。現場じゃね、下請け業者がコスト削減を理由に手抜きしようとするのが常だ。でも元請と下請の契約書に「この地域の塩害対策はここまで」って明記しておけば、後々の紛争も減るんだよ。土木工事監理の時点で、うちらも施主も監理者も同じ認識を持つのが重要。実行予算書のエクセルテンプレートなんかもあるけど、結局ね、地域の風土を知らない人が作ったテンプレじゃ役に立たないんだ。
本当にそう。うちも長く地域で商売してるから、「この家はね、南西向きだからこういう工法がいい」っていう細かい提案ができるんだ。見積もりも透明性重視で、材料、手間賃、諸経費をちゃんと分けて提示する。そうすると、お客さんも「ああ、この金額だったら長く使えるメリットがあるな」って感じてくれる。町内会でも評判になるし、紹介もふえるんだよ。結局、土木工事主任とか主任技術者の資格を持ってる人間が責任を持って現場に入る、その覚悟がね、地域の信頼につながるんだと思いますよ。
鹿嶋市で対応できる主な土木一式工事
駐車場造成
土地の整地・舗装・区画線引きを一体で施工
タケシ親方、鹿嶋市は利根川が近くて湿度が高い上に、夏の台風シーズンは風が強いでしょ。駐車場造成でアスファルト舗装を選ぶとしたら、地元の気候に強い施工方法をお願いしたいんですよ。長く使ってもらう駐車場だからこそ、ここは手を抜けない。町内会からの紹介で来られるお客さんも多いし、5年後10年後に「あの駐車場、シゲルさんのとこはしっかりしてるね」と言われたい。
その通りですね。鹿嶋は海に近いから潮風の影響も考えないといけません。僕が見てきた現場では、普通のアスファルトだと3年で劣化が目立つ。ここは高耐久性舗装か、排水性舗装にして、下地の砕石層を厚めに入れることをお勧めします。雨水がたまりやすい内陸部の現場も多いから、勾配設計と排水溝の位置取りが命。地元の土質も粘土質が強いので、そこまで含めた見積もりを出しましょう。
やっぱり親方の話は違う。そういう細かい部分が後々のクレームを防ぐんです。うちは地元に腰を据えてるから、手抜きはできない。お客さんにもそう説明して、初期投資はかかるけど、結果的に長持ちして安いんだという信頼を作る。今回も親方の現場ノウハウで、鹿嶋の環境に合わせた駐車場を作りましょう。
擁壁工事
がけ・斜面の崩落防止のためのコンクリート・ブロック壁構築
タケシ親方、この夏の台風シーズン前に鹿嶋の件が決まってよかった。海に近いから塩害対策が大事だし、地元の施主さんも長く住まわれる方ばかりだから、10年20年単位での保証体制を整えておきたいんですよ。うちは町内会のつながりも強いですし。
そうだな。俺も40年やってるから、ここら辺の地盤は砂質系が多くて、水はけが悪い現場がある。擁壁は鉄筋入りの厚めのコンクリートで、表面は塩害に強い吹き付け仕上げが無難だ。台風のときの横圧も考えると、手を抜けない工事だ。
さすが親方、細かいですね。実は今回の施主さんも、隣の家の擁壁が雨漏りしてるのを見て不安がってた。うちなら施工後も定期点検に来られるし、もし問題出たら素早く対応できる。そういう安心感が鹿嶋では大事なんです。
その通り。材料もケチらず、排水パイプも二重にして、雨季前に必ず目視検査。地元密着だからこそ信頼がある。次の現場も期待してくれってことだな。
宅地造成
建物建築前の土地整備、地盤改良、排水経路設置を含む土地全体の造成
鹿嶋は太平洋に近いから塩害と湿度が課題ですよ。宅地造成で排水設計をしっかりしないと、せっかく建てた家も基礎が傷みやすい。だから地盤改良は手抜きできません。地元業者だからこそ20年後の様子も見守れる。町内会との関係も大事で、造成時の濁水処理や騒音も事前に相談しておく。
その通り。ここは関東ローム層が深いから、打ち込み式より柱状改良が効くんですよ。あと夏場の施工は湿度が高くて、セメント系の固化材も思うように硬化しない。秋口の造成が狙い目です。排水溝は鹿嶋特有の雨の降り方を知ってないと、雨期に裏山からの流水でえらいことになる。
さすがです。その経験知が新人には出せない。だから長く地元で仕事をしてきた親方との組み合わせが強いんです。造成後、雨漏りや沈下で後々クレームになるケースも見てきた。最初の土地整備が全て決まるから、お施主さんにもそこを丁寧に説明する。信頼が何十年も続く理由ですね。
その他の土木一式工事
- 私道アスファルト舗装
- 地盤改良
- 外構盛土
- 土留め工事
- 残土処分
- 土地境界整備
よくある質問
40年やってきて感じるのは、鹿嶋市みたいな低地では地盤改良だけでは足りないことが多いということです。浅い軟弱層なら表層改良や安定処理で十分ですが、深い位置に沈下層がある場合は杭工事が必要です。地盤調査のボーリング結果で判断しますが、現場を見慣れた職人の目も大事。素材はセメント系、石灰系、繊維質など条件で使い分けます。